料理長 高野 伊佐雄 メニュー開発 タイ&ベトナム視察


ブランネージュ 宇都宮 料理長 高野 伊佐雄 はフランスParisのパレロワイヤルのレストランなどで腕を振るっていた事がありますが、今回はフランスではなく、タイとベトナムに今後の ブランネージュ 宇都宮 の ウエディング パーティーの新メニュー開発のために視察に行って参りました。今回のメニュー開発のテーマは HERB(ハーブ) & SPICE(スパイス)”
『最高の一日であるウエディング当日の料理は、人生において最高の料理でなければならない』という考えのもと、デザイナー Kazuhiko Tomiyama/冨山和彦 がプロデュースし、ブランネージュ 宇都宮 料理長 高野 伊佐雄 が創るというが新メニュー開発のコンセプト。そのため、今回、高野が行ったのは、ヨーロッパではなく、ハーブが豊富な気温の高い東南アジアのタイとベトナムでした。実際に料理を創る料理長自身が灼熱のタイ&ベトナムへ出向き、目で見て、舌で味わい、ハーブ&スパイスを肌で感じることで、新メニューの開発に活かそうというのが狙いです。
ハーブとは、元来はラテン語で草本性の植物、つまり草木の事を言いますが、一般にはヨーロッパで薬用やスパイス等として有用な草全般の事を言います。たとえば唐辛子やブラックペッパー等の調味用や薬用に小量使われる草もハーブと呼ばれていますし、香料のような使い方やリラックスのためのアロマオイルも、その一つです。最も身近なもので言えばハーブティーが一番分かりやすいでしょうか?ハーブの歴史は、なんと4千年前のエジプトと言われ、ハーブ・ガーデン(薬草園)が作られていたそうです。医療用ハーブの記録が書かれたパピルスが残っているそうですから、ハーブの歴史の古さが判ります。あのクレオパトラも、ハーブ染めの衣装をまとい、ハーブ入りお風呂で入浴していたという話もあるくらいです。また、ヨーロッパ中世を襲った
ペストの蔓延を救ったのも、ハーブの知識とされ、例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされていたそうです。実際に、東南アジア等では食べ物の腐敗を防ぐために油で揚げたり炒めたりして、高温で殺菌する調理法が自然に多いのですが、油を多く摂取すると、人間の体は自然に新陳代謝を必要となり、代謝を活発にする働きのある辛いスパイスを多く使うようになったのです。現在になってからの研究によるとこれらのハーブは抗酸化作用が強く、免疫力アップする効能が分かっていますので、ハーブ&スパイスは料理の味がUPするだけでなく、体にもとても良い食材なのです。 ブランネージュ 宇都宮のハーブ&スパイスをテーマにした新メニューの発表が待ち遠しいですね!